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牛肉のおいしい部位は?人気の部位ランキング!

焼肉屋さんで注文するときや家で料理をするときなど、牛肉のどの部位を選ぶか迷う人は多いのではないでしょうか。

いろいろな部位があるものの、あまりそれぞれの特徴がわからずに、いつも同じ部位を選んでしまう人もいるかも知れません。

この記事では人気のある牛肉の部位をランキングでご紹介。それぞれの部位の特徴や人気の理由について解説します。

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いろいろな部位の牛肉を食べ比べてみよう!

牛肉と一口に言ってもいろいろな部位があり、ヒレやロース、ももなどさまざまな部位に牛肉は分けて販売されています。

部位によって脂のつき具合やお肉のやわらかさなどの特徴も違い、当然食べたときの味わいや食感も変わってきます。

もちろん、部位によって向いている調理法も変わるため、牛肉をおいしく食べるには部位ごとの特徴を知ることが近道になります。

牛肉を購入する前にぜひ部位と特徴をチェックしてみましょう。

牛肉の人気部位ランキング

1.サーロイン

サーロインは牛の背中の真ん中あたりにある部位で、「ステーキの王様」の別名があるだけでなく、イギリス国王からイギリスの栄誉称号であるサーの称号を与えられている部位として知られています。

肉のきめが細かくてやわらかく、上質な脂を含むため、牛肉の部位の中で最高のものだと考える人が多い部位でもあります。

やはり圧倒的にステーキで食べるのがおいしく、牛肉本来の濃厚な味わいが楽しめます。

2.ヒレ(ヘレ)

サーロインの内側にあり、細長い形をしたヒレは、1頭の牛から取れる量が2%ほどしかない希少部位の一つです。

中でもヒレの中央部分にある「シャトーブリアン」はヒレの中でももっとも美味とされ、その希少さ故に高価なものとなっています。

脂肪分や筋が少なく、あっさりとした味わいでヘルシー志向の方からも人気がある部位で、とにかくやわらかくてしつこくない牛肉をという方におすすめの部位です。

おすすめの食べ方はステーキやローストビーフなどですが、幅広い料理に向いています。

3.リブロース

サーロインと肩ロースの間にあり、牛の肋骨があるあたりの上の部分にあるのがリブロースです。

しっかりとした厚みのある部位で、きめが細やかでやわらかく、サシが入りやすいのが特徴で、赤身と脂肪のバランスが良い部位ですが、サシが多い部分でもそれほどしつこさは感じないのが良い点です。

食べ方のバリエーションも幅広く、味や香りが良い部位なので、ステーキやすき焼き、しゃぶしゃぶなど、いろいろな料理に向いているのもうれしいところ。

好みの食べ方でいろいろと試してみるといいかもしれませんね。

4.肩ロース(クラシタ)

肩ロースはリブロースよりも頭に近い背中よりの部位で、リブロースに近いこともあり、脂肪分が少し高めの部位です。

サシが入りやすく豊かな風味を持ち、筋肉が発達している部分でもあるので肉質も良く、牛肉ならではの味わいが楽しめます。

幅広い料理に向いている部位ですが、おすすめなのはなんといってもすき焼きです。

割下との相性も非常に良いので、すき焼きを食べるときにぜひ選んで試してほしい部位のひとつです。

5.タン

焼肉の「タン塩」でおなじみのタンは、牛1頭から1kgほどしか取れない希少部位のひとつです。

一口にタンと言っても場所によって食感や味わいが違い、中でも人気なのはタンの根元の部分である「タン元」です。

タン元はタンの中でもいちばんやわらかい部分で、スライスして焼肉にするのがおすすめです。

焼肉店で出てくるタンは、タン元からタン中の部分が一般的です。

タンは先の方に行くに従って硬くなるため、タン先はタンシチューなどの煮込み料理に向いています。

6.バラ(カルビ)

焼肉では定番中の定番、焼肉の王様とも言えるのがバラ(カルビ)です。

バラと名前がつく部位はいくつかあり、外バラ、中バラ、前バラと、それぞれに食感や味わいが違います。

また、焼肉の部位でいうと、カイノミ、三角バラ、ゲタカルビ(中落ちカルビ)、フランクなどの希少部位も含まれています。

しっかりとサシが入り、こんがりと焼き上げて余分な脂を落とし、甘みのあるタレをつければ抜群の相性を見せてくれます。

7.ランプ

牛の腰のあたりからお尻に向けての「らんいち」と呼ばれる場所にあるのがランプです。

赤身肉なのですが、極めが細かくてやわらかく、程よい脂がありなめらかな食感なので、あっさりしているのに甘みが感じられるのが特徴です。

焼き肉で人気のイチボはランプの外側に位置する希少部位で、スーパーなどでステーキ肉としてよく売られている部位でもあります。

ステーキならゆっくり弱火で火を入れてレアで、焼肉なら片面焼きで食べるのがおすすめです。

8.モモ

ヘルシー志向の方やダイエットをされている方に人気なのがモモです。

赤身肉の定番部位で、あっさりとした味わいと、噛むほどに旨みが感じられるのが特徴です。

部位としては外モモと内モモに分けられる大きな部位ですが、タンパク質が豊富なのでスポーツをされている方にもいいかもしれません。

価格も比較的安いので気軽に炒め物などで食べるのにもぴったりです。

おすすめの調理法はローストビーフや焼肉、炒め物などです。

9.ハラミ

赤身のような色合いでやわらかく、程よく脂がのっていることから人気のハラミは、牛の横隔膜の腹部寄りの部位で、厳密には内臓肉(ホルモン)扱いの部位になります。

タンと同様に希少部位で、1頭の牛から1kgほどしかとれないため、価格も年々高くなっています。

特に和牛のハラミは流通量が少なく、精肉店でも常備しているお店はあまり見かけません。

脂が程よくあり、脂の甘みを感じられる部位ながらも、意外とあっさりしているので、お肉をガッツリ食べたいときにも良い部位でもあります。

焼肉で食べることが圧倒的に多いですが、ステーキやカレーなどにしてもおいしくいただけます。

10.ホルモン

ホルモンはサーロインやヒレなどの部位を切り出す前に、内臓として取り除く部分や、テールやアキレスといった部位の総称を指します。

すべての部位を混ぜ合わせて味付けしたものを「ホルモン」として売っているケースが多いですが、細かな部位に分けて食べ比べのできるホルモン焼き店もあります。

センマイやミノなど、コリコリとした独特の食感が楽しめる部位も多く、味わいもそれぞれに違うのが特徴です。

焼肉以外には居酒屋のもつ煮込みなどに使われることでもよく知られています。

11.ウデ

牛の肩甲骨からウデにかけての部位で、焼肉屋さんで見かけるミスジなどを含む6つの希少部位からなるのがこの部位です。

やわらかい部分と硬い部分が入り組んでおり、程よく脂もあることから、薄く切って焼肉で食べ比べをするのが楽しい部位でもあります。

それぞれに違う食感や味わいをぜひ食べ比べてみたいですね。

12.スネ

スーパーなどで一口大にカットされ、シチュー用として売られているのがスネです。

よく動く筋肉なので脂肪分が少なく、繊維は粗く硬い部位ですが、シチューやカレーなどに使ってよく煮込むと、濃厚な旨みが溶け出し、ほろほろとした食感が楽しめるのが魅力です。

他の部位では出ない旨みが感じられる部位なので、一度カレーに使うと他の部位にはもう戻れないと感じるかもしれません。

部位ごとの特徴を覚えて牛肉をさらにおいしく!

赤身から霜降り、やわらかい部位から噛みごたえのある部位まで、幅広い味わいのバリエーションが楽しめる牛肉。

それぞれに違った部位ごとの特徴を知ることは、適した調理方法を見つける手がかりにもなり、いつも食べている牛肉がさらにおいしく楽しむためのヒントになります。

ぜひ部位ごとの特徴を覚えて、毎日の食卓に生かしてくださいね。

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